リバランスとは

今回は、「リバランス」について書きます。

リバランス、とは長期積立投資を続けている途中で、相場が大きく変動したときに、今まで積み立てた資産の配分を元に戻すことです
具体的には、増えた割合の資産を売却して、減った割合の資産を購入して、アセットアロケーションで決めたときの割合に戻す手順のことを言います。

ここからは、ピンとこない方のために、例をあげて簡単に説明しますね。

まず、アセットアロケーションをしたときに、
・A国株式とA国債券の比率をそれぞれ25%ずつ、
・B国株式とB国債券をぞれぞれ25%ずつ、
という資産配分にして、投資信託に定時定額で積み立てていたことにしましょう。

毎月定時定額で積立をして、長期投資を続けていくと、相場が大きく変動することがあります。
過去の例で言うと、アベノミクスのように株価が上がったり、リーマンショックのように世界中の株価が大暴落しました。

今回は、A国株式が半額まで大暴落したとしましょう。
分散投資をしているので、A国の株式が下落していても、A国債券、B国株式、B国債券も同じように半額まで大暴落するかというと、そうではありません。
B国株式はA国につられて価格が下落するかもしれませんが、A国債券、B国債券の値段は少し上昇するか、あまり変わらないことが予想されます。
(株と債券は相反する値動きをする場合が多いため)

すると、もともと投資していた資産の割合が崩れます。
つまり、資産の割合でみたときに、A国株式、B国株式の割合が減り、A国債券、B国債券の割合が増えます。
崩れた資産の割合を、最初に決めた資産配分の割合に戻します。
つまり、資産の割合で多くを占めるA国債券、B国債券の25%を超える量の投資信託を売却し、A国株式、B国株式を25%に戻すように購入するのです。

そして、最初に決めた資産配分の比率に戻します。
手順は、
・A国債券とB国債券を25%ずつになるように残し、超える分は売却
・A国株式とB国株式をぞれぞれ25%ずつになるように、足りない分を購入
となります。

この手順がリバランスです。

相場が暴落したときは、資産全体の評価額が減ることがあります。
減った評価額をすぐに戻すことはできませんが、相場はもともと、上がったり下がったりするものです。
暴落後も、何年かかるかはわかりませんが、世界分散投資(投資信託の積立)を今まで通りに続けていれば、資産全体で元本以上の評価額に戻る可能性が極めて高いと言えます。
少しでも早く評価額を回復して、利益を出しやすくするために、リバランスを行います。

暴落したときに、すぐに資産全体の評価額をもとに戻すことはできませんが、資産全体の配分をそれぞれもとに戻すことは、新しい資金を用意できなくても、できることですね。

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