「投資」と「投機」の違い、とは

今回は、投資と投機の違いについて書きます。
実は、この点を理解しているつもりになって、誤解なさっている方は多いように感じます。
そして、2010年に初めて株式を購入した私も、当時は誤解したまま株式を購入した一人でした。

  • 投資ってなに?

投資とは、将来的に価値が上がることを予測して、株式や債券などを長期間保有することです。
株式だった場合は、株式そのものの価値の他にも、保有している間にもらえる配当金や株主優待を合わせた価値の値上がりを期待して、株主になります。

  • 投機ってなに?

投機は、短期的なトレードのことを指します。
株式を例にあげると、業績や配当金のことは考えず、値動きだけを追いかけて安値で買い高値で売ることで、利益を得ようとすることです。
FXやデイトレードは投資ではなく、投機ということになります。

値段が上がるか下がるかを完璧に予想できる人はいないので、投機はギャンブルに近いと言えます。
よくある「投資の怖い話」は、投資ではなく投機の怖い話だった、という場合がほとんどです。
投機の怖いところは、ギャンブルに見えずに投資だと思い込んで、本質はギャンブルと同じくらいのリスクがあることを知らずにやってしまうことです。

  • (おまけで)「ギャンブル」ってなに?
    宝くじやパチンコ、カジノは誰がどう見ても投資ではなく、ギャンブルですね。

ギャンブルは、負ける確率(期待値)が高いことが常識で、大勢の人がそれを分かっています。
でも、楽しむためだったり、夢を見るために、ギャンブルにお金を使って「マネーゲーム」をするのではないでしょうか。
(中には、話のネタのため、宝くじをプレゼントするため、という人もいるかもしれません。ただ、その場合も宝くじは外れて損をすることのほうが多い、と購入時に分かっていますよね。)

投資と投機の違いをまとめると、

長期的に価値が上がることを目的としているか、そうでないか

という違いということになります。

ちなみに、証券会社のセールスマンは、投資信託などの手数料を多く稼ぐために、一括での買い付けを求めてくることが多いです。

彼ら自身は、投資のプロではなく、
投資を投機にすり替えて自分の売上ノルマを稼ぐために、投資初心者に金融商品をセールスするプロ
ですから、
「セールスマンのあなた自身はどのくらい投資していて、いままでどのくらいの利益を出せたの?」
と聞くと、お茶を濁される場合がほとんどです。

投資顧問と名乗る人も、信用してはいけない人がほとんどです。
なぜなら、投資顧問をしなくていいほど投資だけで稼ぐ実力がないからです。
ごく稀に本当に実力がある投資顧問は、証券口座の取引履歴を見せてくれます。
その証券口座の取引内容を「どのような理論で、どのデータに基づいてやったのか」という説明をきちんとできるセールスマンは、日本ではまだ多くても40~50人いる程度ではないだろうかと思います。
すでに投資運用が義務教育のアメリカには、自分の証券口座を見せて実績をアピールできる人、うじゃうじゃいるらしいですけどね……。

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